三瓶小豆原埋没林公園

前日大江高山に登り、4/8は三瓶温泉近くの湯抱温泉(秘湯らしい）に予約していたので、4/7は三瓶温泉に泊まった。

4/8は出来れば昨年にも登ったが三瓶山に登ってから湯抱温泉に行こうと思っていたが、あいにく朝より、どんより曇り、

三瓶山を見上げると不穏な雲と雪が・・・諦め、

 

国民宿舎のパンフレットを眺めていたら「幾千年の時を経て目覚める」

巨大地底林さんべあずきはらまいぼつりんのパンフレットが目に付き

その近くにまだ、イチゲが咲いていると聞き行きました。

外観は「え～、此処？？」と思いましたが

9:30開園しばらく駐車場で待つことに、そうしたら、何故かちらちら見られている。

相方が気にするが、まあ、よそ者は見られるもんや、と思っていたら

開園は9時（4/1～）なのに入ってこないから見ていたそうで、相方が気になり聞きに行く。

なんだ～で、私たちは一番に入場、

入場料はひとり300円、一番だったので、入り口のお姉さんに「館内を案内しましょうか」と言われ、

初老の案内人(品川さん）の案内で地下展示場の巨大杉や土石流で流され来た(川下から）

トチノキ、ケヤキ、カシの巨木を見ましたが、古代の森に生えていたとは思えないフレッシュな香りがして驚きました。

ただ、見ただけではこんなに感嘆しなかっただろうけど、

案内してくださった方のお話がとても丁寧でわかりやすかった（多分私が木が好きなせいだろうけど）

ので、思わぬ拾い物をした午前中でした。

写真では感じられないけど、本当にこんなに大きな木が腐らずあった事にロマンを感じました

地下水と、空気でバクテリアがいなかった為と聞きました。

館内は地下で年中冷暖房はしていないそうでひんやりしていました。

  

ユキワリイチゲを見に行って、こんなに素晴らしい驚きがあった公園でした。

この谷が、３５００年ほど前はうっそうたる原始の森で、三瓶山の噴火と共に地底に沈み、１９９０年に掘り出されるまで、眠っていたなんてロマンチックな事だと思いませんか？？